愚者の昇任

無能な者が昇任する

学閥縁故血縁に地縁

勘違いばかりの愚者をみる

 

腰巾着が昇任する

実績を上げても叶わぬ評価

期待外れの愚者が上司に隠れる

 

イエスマンが昇任する

上司を超えてはならない能力

当てつけがましく愚者が笑う

 

世渡りうまく昇任する

敵を作らず迎合する立ち回り

計算高い愚者が調整力を買われる

 

チクリ屋が昇任する

悪しき情報を吹き込む狡猾さ

信用ならない愚者はいつか墓穴を掘る

 

上司の弱みにつけ込んで昇任する

セクハラやパワハラを曖昧に回避

出世欲を隠さぬ愚者は後始末に追われる

 

見え透いたえこひいきで昇任する

飼い殺しされる同僚を蔑視

勢いづく愚者は上司に飼い慣らされる

 

金と人事を握る者の判断が組織を左右する

人事考課の客観性は上司の裁量で左右される

ただそのポジションをいかに務めるかを問う

役目に叶う人財を見極める情報と眼力が問われる

 

さて評価されない者たちの恨み節が聞こえてきた

[2024年3月11日書き下ろし。人事異動の内示の出る季節だ。期待外れの人事や見え透いた人事に落胆する。さらに飼い殺しや当てつけの歪んだ上司の思惑に踊らされる。正当な人事を求めるもどこかにある偏りを否定できない]


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