白内障手術から24時間経過
昨日右目の白内障手術をした
日帰りの一日入院システム
クリニックでは日帰りだから医療費は月の上限までだ
月をまたがなければ左右の手術も1回分で済む
しかしコロナで中止を余儀なくされた
延期で提案された期日はさらに3か月先だった
運転免許証更新のタイミングから病院を変えた
入院施設のある病院はスタッフの数も医療機材も格別だ
維持するにはそれなりの対策が必要なのだろう
1泊の入院で医療費は5万以上になる
泊まらなくとも一日入院日帰りというコースが用意される
1万円余の医療費の他委託業者からの入院グッズ代が付加される
2回の手術となれば10万は飛んでいく
生命保険で担保されれば幸いだ
病室に案内されパジャマに着替えた
朝から瞳孔を開いたり洗浄したりする目薬がさされる
昼食後ベッドの上で所在なく仕事の資料を開く
誤字に気づいて相手にmailを打つ
レジュメの骨子をNoteに書き込む
前日の檜山江差までの往復500㎞余と10時間の日帰りドライブ
さすがに疲れは腰に来て座っているのが辛くなり横になる
眠気は来るが寝付かれず尿意が頻繁に起こり異常に量も多い
予定時間を大幅に過ぎて15時20分頃手術に入る
心電図と脈拍を測るセンサーが付けられ麻酔が点眼される
BGMのかかった手術室に車イスで入りシートに座る
右目だけが露出するようシートがかぶせられ始まった
3つの強い赤い光を見るよう指示され頭の位置が決められた
女医に動かないでと指示され姿勢を保つ
彼女が求める姿勢を維持することが唯一の協力か
目の中は洪水になり光がぼける
眼球に注射がされたがチクッとしただけだった
レーザーの声で水晶体(レンズ)が取り除かれてゆく
ぼやけた視界の中で3点の赤色が2点に変わる
聞こえてきたBGMの曲想はなぜかしっくりこない
コルトレーンの「オーム」のほうがいいと考える
レンズという声がする
水晶体嚢にレンズをはめこむ
赤色が紫がかった青に変化して忙しく揺れる
数分後手術が終わったことを宣告され術後の傷口の処理がなされた
眼帯が付けられ保護のための金属製の枠が覆った
医師とスタッフにお礼を述べて退出した
帰りは安全のために車イスで移動した
病室に戻り1時間ほどの静養を指示される
トイレで立つときにはナーシングコールで教えてと言う
看護師がついて立ち歩きの異常をチェックする
緊張がほぐれたためか尿意をもよおしボタンを押した
立ち歩いても平衡感覚に異常もなく用も無事たせた
術後1時間体調に異常がなく看護師が退院を告げた
清算カードを持って会計窓口で3万円ほど支払った
左目で外を歩く感覚を確かめながらタクシーを探した
しばらくしてタクシーを拾い自宅に無事戻る
5000円余のタクシー代で済んだ
食事は全く制限はない
夕食後炎症を抑える薬を飲む
1錠1錠包装され日付が書かれている
高齢者に配慮した対策だろう
痛み止めは処方されてない
不安だったが確かに傷の痛みはなかった
夜はなかなか寝付かれなかった
ムズムズ病のせいもあるが興奮したせいなのだろう
朝方ようやく寝付いた
地下鉄を乗り換えて9時前に病院についた
受付後看護師が呼びに来て眼帯を外した
ゆっくり目を開けた
誰もが明るくなると言っていた景色に期待した
残念!
靄がかかってぼーっとしていた
まだ瞳孔が開いているのと炎症のせいだと教えてくれた
検査に呼ばれ眼圧などがチェックされた
視力検査はぼやけていて見えない
50㎝ほどにレンズの焦点を合わせたため遠方は見えにくい
遠方に合わせるのが普通らしいが仕事柄近距離にした
矯正をしながら合わせていくがまず見えないと答えるしかない
検査を終え医師の診察室の前で待機する
医師の診察を受ける
経過は良いとのことで炎症を抑える目薬が追加された
明日また診察を受けることでお礼を述べて退室する
今日は恩師の祝い事がある
体調も問題ないと判断してサプライズで自宅を訪ねた
2ヶ月前に同じ手術をした師に無事な姿を見せたかった
心配してくれたお礼とお祝いの言葉を添えて失礼した
地下鉄の駅まで妻が迎えに来て帰宅した
昼食後日付の入った袋の薬と5分ごとに点眼する3本の目薬をさした
1日3回の点眼が面倒だと仕事のある人はいう
確かにそうだと思いながらしばらく付き合うことにする
青空を見た
右目で見ると確かに明度が高くなって色が鮮やかだ
左目はくすんだ青が広がった
蛍光灯をみると右目は白色光で左目は乳白色の違いだった
自室に横たわり午睡した
妻は夜のシチューを作って娘と会うため出かけていった
ようやく24時間を書き終えた
次は左目が2週間後の24日だ
師はこれから大勢の方との語らいと美酒に酔うことだろう
心からおめでとうと伝えあがら今日は店じまいとする
[2024年9月11日書き下ろし。白内障の手術の記録。楽しみながら術後の回復を待つ]