悩み深ききみへ
きみはなぜ奈落の底に落ちようとしたの
生きていることがそんなに辛かったの
生きていくことがそんなに虚しかったの
きみはなぜ絶望の淵にたってしまったの
生きようとする希望はそんなにもろかったの
生きたいという切望はそんなにたわいなかったの
きみはなぜ孤独の道に迷い込んだの
生きてきたことに孤立を感じていたの
生きることに疲れを感じていたの
きみがなぜ絶望したのかはわからない
きみがなぜ奈落に落ちようとしたのかわからない
ことばでは言い表せないきみだけの深い悲哀
ことばでは言い尽くせないきみに襲った強い自己否定
ことばにはならないきみのいたたまれない混乱と行動
でもきみは踏みとどまった
生きようとする希望の気がまさった
生きたいという希望の光がさした
生きねばという希望の力が救った
きみを支えるひとがいる
きみはひとりぼっちではない
きみと心を分かち合うひとがいる
きみはもうひとりぼっちにはならない
きみの手を握るひとがいる
きみは過去を引きずらない
きみが支えるひとがいる
きみと希望を見つけるひとがいる
だからもう決してひとりぼっちじゃない
[2023年1月16日書き下ろしを再掲する。子どもの自死願望はどのように形成されるのか。どう防げるのか。子らの心の揺れ幅が大きくなる2024年秋の季節を迎えた]