愛すら奪われた子らへ
地上に降る星屑の光に
ささやかな命が燃える
彷徨する世界の片隅に
野に根を張る小さき花を見た
明日とも知れぬ身をまとい
幸せを奪われし子どもたち
たぎる憤怒に身を震わせて
かぼそき命運に身を任す
地上に降りし小さき命は脅かされて
戦火と飢餓と疾病に苦しむ子どもたち
欲望と狂気が支配するその先に
脅威と殲滅と破壊しか残らない
真実を直視する力も萎え
抗うことも許されぬ子どもたち
わがまますら言えず震えながら
世界の恐怖をひとり引き受ける
地上に降りし小さき命は言葉少なく
なぜ生まれたのか
なぜ生きなければならないのか
問うことさえも叶わず目で訴える
愛することさえ奪われて
手にしたものは何一つない子どもたち
いつか生き延びることができたなら
その望みさえもついえそうになる
地上に降る星屑の光に
祈りの手を合わせる子どもたち
心ある者たちに告ぐ
何としても世界の存亡を阻止しなければならぬ
〔2025年1月12日書き下ろし。世界中で苦しむ子どもたちの姿が目に浮かぶ。想像力を働かせたい〕