からっぽな心
からっぽな空にからっぽの心を映す
流れいく時にからっぽの心のままでいる
あるがままをからっぽの心が受け入れる
身構えることもなくからっぽの心は自然体
憤ることもなくからっぽの心は冷静
欲かくこともなくからっぽの心は平穏
諍うこともなくからっぽの心を保つ
競うこともなくからっぽの心は和む
貶めることもなくからっぽの心で交わる
悲しみを受け止めるからっぽの心が優しい
寂しさを紛らわすからっぽの心に救われる
喜びを分かち合うからっぽの心が嬉しい
からっぽの心の器は見えないが感じる
からっぽの心の器は度量の大きさで決まる
からっぽの心の器にするまでは裁量次第だ
からっぽの心で過ごす爽快感
からっぽの心で暮らす安心感
からっぽの心で生きる充実感
求めてもせんないからっぽの心
現世の汚れにあがく己を見る
求めてもあり得ないからっぽの心
現世の不安に押し潰される己を知る
求めるだけで終わらせたくないからっぽの心
浮世でしかない人生に抗う己に問う
〔2025年1月2日書き下ろし。からっぽの心とはどんな心なのか。その心境はなにをもたらすのか〕