民生委員になっちゃった
なぜか民生委員になっちゃった
困った人にはつい手を差し出しています
相談されるとなぜか親身になってしまいます
小さな頼みごともすぐには断れません
地域の困り事がちょっと気にかかります
忙しくても時間をやりくりしています
お世話焼きを誰かに感づかれたみたい
なぜか民生委員しています
暮らしの悩みは人それぞれです
見込み違いで不安になります
求められても手に余ります
ひとりでは担いきれません
気苦労だけが溜まってきます
辞めたいおもいを感づかれたみたい
なぜか民生委員続けています
出会った人に救われました
心の迷いはさりげなく包み込まれます
出来ないことは決して無理しません
一人でやらずに周りを巻き込んでいます
家族ともよく相談して動いています
何をすべきかを感づいたみたい
なぜか民生委員になってよかった
他人(ひと)に求められて生きがいを見つけました
他人や地域にとって大事な存在になりました
世の中の仕組みやあり方を真剣に学んでいます
福祉やボランティアを担うひとりになりました
家族に誇れることが一番です
「共に生きる」を動かす人情を感じています
〔2023年10月15日書き下ろし。道民児連情報紙「アンテナ」に寄稿した詩編。2025年冬道内の新任民生委員研修を9地区で実施。ワークショップのメインになる詩編である)