理非曲直の世界は続く
事に当たって考え方を確かめる
言葉の使い方を確かめる
普段の行いを確かめる
人との接し方を確かめる
道理に合っている根拠は何か
正しいと主張する根拠は何か
善を為すと考える根拠は何か
勇気ある決断とする根拠は何か
自己本位の価値観が正当だと訴える
自己中心の倫理観が人道だとうそぶく
自己主義の道徳観が教育だとすり替える
自己本意の人間観が社会を歪める
失言は卑下する本性か
失笑は蔑む傲慢か
失敗は他者への転嫁か
望むべき失墜は当然の帰結か
自己の覇権統制を恐喝で万全にする
自己の強権体制を恐怖で維持する
自己の独裁政治を弾圧で継続する
征服欲は尽きることはない
支配欲は涸れることはない
自己超克を望むことなど決してない
自己愛は私欲を満たすモチベーションと化す
また一人世界を混沌へと加速させる
※理非曲直(りひきょくちょく):道理にあっていることとはずれていること。道徳的に正しいこととあやまったこと。
※自己超克(じこちょうこく):フリードリヒ・ニーチェによって提唱された言葉である。自己が置かれている現状を超えるような価値を創造し道徳を形成することから、人間としての本来あるべき自己を形成していくということである。
〔2025年2月8日、2022年1月31日書き下ろした詩のテーマを再考する。3年経ってもきな臭い世界の状況は変わらず、邪悪な者の再登場でさらにヒートアップする〕