教員の人権意識
中学生にそもそも人権はあるのか
人権が何だっていうんだ
子どもの権利条約なんてくそ食らえ
クソガキが生意気に人権だとふざけるな
偉そうな口を聞けなくするか
逆らってばかりいていいかげんにせい
校則を守るのが本分だとしばくか
いじめられるお前のせいだとわからんか
勉強もせん家も貧しいからからかわれるんだ
不登校は好きにして手間取らせるな
たまに出てきて保健室で静かにしてろ
お前らの進路は勝手にしてくれ
忙しくて構ってる暇はない
きつく叱られたって文句を言うか
指導してもらうだけありがたいと思え
誰かにチクったらすぐわかる
その時は許さないから覚悟しな
みんなオレの言うこと聞いてめんこいだろう
お前がいると邪魔になるのがわからんか
目障りだからチョロチョロするな
黙って座ってるだけでいい
問題行動が露見する
責任を問われても当事者を曖昧にする
人権意識を向上する研修など再発防止に取り組む
学校はカタチばかりのコメントで世間を欺く
研修をしてすぐに人権意識が身につくわけがない
校風も教員の気質も変わらぬのが旧態依然の学校なのだ
新学期が始まった
泣かされても堪えるだけの学校生活を強要される
責任は子と親にあると押しつけて容認する
同僚は干渉せず問題教師を放任する
忙しいといえば済まされる学校を世間は黙認する
子どもの権利を尊重するその意味すらわからない
子どもの権利を侵害していることすらわからない
子どもの権利を実現する担い手であることすら自覚がない
子どもの権利を擁護する大人であることを放棄する
子どもを粗末にしない共育は誰も語ろうとはしない
〔2025年4月16日書き下ろし。問題が発覚すれば、再発防止の研修を口にする。納得する社会にも問題がある。なり手不足はこんな学校風土を知っているからか〕