眠れぬ夜長に

生まれし世 一夜限りの 旅枕

結びし縁に 残し真心

 

哀れ知る 深き情愛 あればこそ

我が身ひとつの 世にならずなり

 

儚さに 耐え忍ぶとも きみがいて

救われてこそ 生まれし意味か

 

達観に 至らぬゆえの 苦悶なり

定めに抗う 身のほど知らず

 

静寂な 時の流れに 身を置きて

心乱すは 生への執着

 

〔2025年9月22日書き下ろし。旅の2日目、旭川のホテルにて書き留めた句〕

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