詩を力に
書くだけの詩ではない
声を出し読まなければならぬ
行間に滲む情感を引き出せ
思いの丈を熱く表現せよ
命の鼓動が打ち続ける限り
詩よ
力を与えて欲しい
目の前で眼を見開く
覚醒する意識の中で
オレの声を聴く
魂を揺さぶる詩を聴く
魂を荒ぶる詩に乱れる
魂が目覚めた瞬間雄叫びをあげる
詩よ
もっと力を与えよ
絶望の淵から這い上がらねばならぬ
苦痛と苦悩の戦慄に屈してはならぬ
強靭な精神力をいま手放してはならぬ
魂よ!諦めるな
魂よ!蘇れ
互いの涙の涸れる果てまで
詩よ
さらなる生きる力を響かせよ
〔2025年10月31日書き下ろし。前作に次ぐ詩篇である。朗読という力の意味を問う〕