裏切りの序曲

軽はずみだった

気づくには遅すぎた

不安が襲ってきた

 

言葉が軽すぎた

踊らされてハッとした

不信が顔をもたげた

 

政策は薄っぺらだった

餌食になるだけだった

利得感情に囚われた

 

解散選挙が見事にはまった

雪害で投票率は伸びず勝利する

新たな時代は白紙委任だった

 

裏腹な心が鮮明になってゆく

経済の成長は軍事力増強にシフトする

軽率な信託は統制を黙認する

 

厭戦気分は叩かれる

国防だと口汚くわめく

米国の属国を決め込む

 

裏切りの序曲は始まる

平和憲法の改正が俎上にあがる

辛辣な支配は選んだ者を震え上がらせる

 

繰り返される紆余曲折の歴史

妄信はいつも破局を伴ってその責を負う

亡国を引き受ける覚悟を持たねばならぬのか

 

〔2026年2月8日書き下ろし。大衆の軽信と妄信はいつも世の変わり目となる〕 

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