経済優先の社会とは

経済優先が政治をも凌駕する

政略的な手法も度を超す

戦争も利得に塗れる

交渉は恫喝と武力で商う

金欲は涸れることを知らず蔓延する

 

経済という化け物が組み込まれていく

効率が効果を上げると神話になる

能率を求めて主体は機械となる

合理化すれば省力化で儲けを生む

結果や成果が儲けに連動する

 

経済を担う人手が足りない

制度設計に破綻がくる

システムが稼働しない

手仕事を軽視し冷遇した顛末を見る

下支えする中小企業が破綻する

 

経済は軍需産業へと舵を取る

平和憲法は閣議決定でその理念を失う

大企業は兵器研究と生産力アップに注力する

防衛という名目は攻撃と背中合わせとなる

媚を売る米国への信頼は反故にされよう

 

労働層の人口減少はさらに悪化する

少人数で効果的な生産ラインを維持する

社会に不可欠な人材も待遇如何で流動する

物価高騰による生活苦はいまだ解消されない

地域の担い手も老いてもまだ働かねばならない

 

稼がねば育てられぬという悪循環が肯定される

子育ての時間も経済活動に剥奪される

人間の心の根を育む保育の時間が蝕まれる

8日幼稚園小学校の入学式が挙行される日だ

晴れやかな親子の姿をいまは目に焼き付けたい

 

〔2026年4月8日書き下ろし。経済優先の社会の弊害が露骨に現れた現代に人はどう生きねばならぬのか〕

このブログの人気の投稿

忌憚なく

袖のノイズ

予期せぬ変調