子どもの割合
子どもの割合は10.8%
どうにも止まらない減少
もう打つ手などないに等しい
頼みの綱の若者は結婚願望を失う
地域の経済疲弊と活力の喪失は目に余る
のっぴきならない現状は放置される
見逃せない子らの貧困の実態
ランドセルを背負う1年生にも現実を突きつける
いつも社会の犠牲になるのはか弱き者たち
冒しがたい未来を閉じて平然とする者たち
闇に紛れて利権をむさぼる強慾な者たち
その責任を子と親に押しつける無関心な者たち
苦しみを負わされ生きる意味すら否定される者たち
仕方ないという諦めを強要して卑しく笑う者たち
容赦ない社会の仕打ちに耐える
疎ましい社会の偏見と対峙する
憤る社会の貧富の差に毅然として立つ
約束を反故にする社会にまなざしを凜とする
建て前の未来志向の社会は子らを救えるのか
他人事と片付ける社会の空気に抗えるのか
子どもの割合という数字だけの空論にこの姿が消える
〔2026年5月6日書き下ろし。効果の薄い政治的経済的そして社会的な無為無策が生んだ数字だけの薄っぺらさを知る〕
※子どもの数が減り続けている。総務省によると15歳未満の子どもの数(4月1日現在)の推計は、前年より35万人少ない1329万人だった。減少は45年連続だ。
1950年には35.4%だった総人口に占める子どもの割合も10.8%にまで下がった。国際的にみても最低水準だ。(日経2026/05/05社説引用)