やわらかな手
今日は何人と手をつないだろうか
四歳児のやわらかな手にぬくもりを感じる
円山動物園に同行した
入口付近は色とりどりの帽子が並ぶ
園児や小学生のご一行様だ
決して迷子を出してはならない
3人の引率に+1人が安全を確保する
ニホンザルの猿山から始まり所々の檻から動物が顔を出す
象は子ども象は鼻だけ出していた
大人の二頭は草を食べたりお散歩と洒落込んでいた
チンパンジーの猿山の前で集合写真を撮る
エゾシカの檻を過ぎて大好きなオオカミの館に向かった
夫婦だろうか
大きなオオカミは何度もガラス越しに子らに向かってくる
飼育は制限されて最後の2頭となるだろう
孫2人とよく見たオオカミだろうか
もっとここにいたいと思いつつ出発の声がする
二人手をつないだ行列の横に張り付く
伸ばされた手を握る
何かと話しかけてくる会話も嬉しい
子らの想い出に動物たちがよみがえる
晴れ間が出てきて気温が上がりだした
給水と休憩を兼ねて水筒の水を飲む
園内は他の幼児集団や自由に見学する小学生らで賑わう
暑さで冷房の効いた室内にペンギンは移動していた
ホッキョクグマにも会えなかった
歩く距離と時間の兼ね合いで来年のコースになる
ライオンはお尻を向けていた
「こっち向いて」とみんなでコールした
でもふられた
シマウマを2頭見て最後の見学はキリンだった
飼育員が給餌している様子も間近に見た
さっそくキリンをバックに集合写真となった
陽光が子らの顔を包み込んでいた
誰彼ともなく手を握っては離す
小さな子は抱きかかえて見せることもあった
先週サンピアザ水族館で同行したこともよかった
読み聞かせでも顔をあわせた
だから1週間で3回も会っていた
こうして子らの成長を見守る
動物園のこともきっとおしゃべるするだろう
感じたままにたくさん話そうね
言葉は生き生きと子らの感性を耕してゆく
手のぬくもりの分だけ有り難い一日だった
〔2026年6月30日書き下ろし。7月3日、年長さんのお泊まり会。子らのつくるカレーライスをいただきに行こう〕