風鈴と風人

数十年前盛岡で買った

南部鉄器の風鈴

風を受ける詩織を替えた

心地よい音色が風を運ぶ

夏とはいわず年中窓枠につるす

 

鉄が鉄と奏でる音色に魅せられる

熱帯夜には窓を開ける

蒸し暑い夜も窓を開ける

不審な輩も寄りつかない

もしもの時は警鈴になるか

いや熟睡してれば用無しか

 

耳を澄ませば風が語る

長い沈黙は風を忘れる

時々来訪を告げる

時には詩織が激しく舞う

葉音も強い風に運ばれる

ただ風鈴はなぜかやさしい

 

一時の心の潤いを風と味わう

平穏な夜の時間を風が和ます

風来坊のように風は自由を得る

風鈴の音色はやすらぎをもたらす

静寂な夜に自由な風人を待つように

 

〔2026年8月10日書き下ろし。風の来訪を知らしめる。風人のような自由でありたいと」

An English version of my Poem in “kokorookinaku2.blogspot.com”

 

 


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