不健全に恨む
器量の小さい男だった
自尊心だけは強かった
裏付ける実力は歪で偏っていた
虚勢を張るしかなかった
異論を言えば異様に攻撃した
狂気が転移した辛辣な言葉が並ぶ
鬱になるくらい精神的に追い詰めた
中傷したと恨み節を身に纏った
粘着質な感情をくぐらせた醜い表情だった
言葉巧みにたぶらかし同調させた
さも被害者然とした振る舞いで騙した
果たして世間は容認した
傲慢さを隠して牙を磨く
一度味わった快感は癖になった
次なるターゲットを抜かりなく捜す
正義面して周りを貶める戦略に長けた
世間から追い出す算段は巧妙だ
手ぐすね引いて失態を待つ
卑劣な男の本性はいつかバレるだろう
同調した者の罪深き嘆きは聞こえてくるのか
否
口を閉じて男との関わりを断つ
同調した者の後悔は生まれるのか
否
そ知らぬ顔で何事もなく暮らす
同調した者は次の関心へと向かうのか
正
何とも言い難い世間の虚ろ気か
〔2026年9月17日書き下ろし。人は世間という実態のない空気に惑わされて暮らすのか〕
An English version of my Poem in “kokorookinaku2.blogspot.com”
詩集は、“kokorookinaku3.blogspot.com”